UNDER CONSTRUCTION 1「本棚」

きょうは久しぶりに「ニク」を食いに行ってきました。
場所は以前から行こう行こうと思いながら辿り着けなかった五反田の日南。
なかなか近いと行けないものなんですよね。しかし、ここは美味かった!
まあ、食べログ等でも書いてある通りなのですが、ひとり一本というハラミ串は「肉食ってる!」という感じがして最高。あとカレーが美味かった。しかし、iPhoneが壊れて写真がないという…。悔しー!


じゃなくてですね…、工事日誌ですよ!
前に書いたように、仕事を新たに始めるにあたり仕事場を改装することにしました。
今回のテーマはひとことでいうと「グレー」
なんというか綺麗な色だと思うんですよ、グレーって。一番明るい白と一番暗い黒の中間だし、ほこりの色、アスファルトの色、曇り空の色など現代を象徴する色でもある。まあ、単純に好きだってこともあるんですが、あんまり綺麗すぎて乱暴に使えないのも困るし、日常生活でとことん使えるように、タフでラフでありながら美しいものを作りたいなと思っているのです。

で、とりいそぎ、まずは本棚を製作する事にしました。サイズはw4433×h2460×d300mm。
ぼくの所は本のサイズが本当にまちまちで、文庫も四六版もあれば、建築系のA4サイズもいっぱいあるし、さらに建築書のでかいのも結構ある。ということで、本がめいいいっぱいはいるように、棚板の割り付けは本のサイズ+10mmを基本として、A4(297)+10=307、四六版(195)+10=205と、GA(これが結構デカい!)の364+12=376。残りを適当に割り振って組み立て。いつもの設計だけをやっている時と違って材料割も考えなければならないので結構悩む。材料が半端に余るともったいないし。
色々と考えた結果、棚板はラーチ合板、方立は2×10で作る事に。2×10というのは材料の種類のことで断面寸法が38×235mmの木材。ただ、そのままだとちょっと綺麗すぎちゃうので、材料は汚してから使う事にしました。


適当に汚してから使います。


色が落ち着いた所で乾燥させて作業開始。



下から順に組み立てて行きます。


この手の家具を作るときは前段階が肝心。きちんと寸法を計って、組み立てる状態まで持って行くのに時間をかけるべし!
あと、もし作りたいと思ったら、電動ドライバーだけは用意する事。これはあると便利ですよ。


で1日半でなんとか完成。壁が歪んでいて調整するのに時間がかかりましたが、本来なら一日で終わったはず。

ペリアン、プルーヴェの例の本棚をまねていますが、なかなかいい感じになったかなと。
背面の色はベンジャミンムーアの「baby seal black」。はい、グレーです。ベンジャミンムーアはDIYで壁に色を塗るなら便利。たくさんの色見本の中から選べばその場で色を作ってくれます。あと刷毛はハンディ・クラウンのガーデニング用を使用。普通のペンキ用の刷毛と違って腰があるので刷毛斑をつけたいときにはおすすめです。

というわけでとりあえず本棚は終了ー。あとは、ソファーとテーブル。それにキッチンの収納と、小人用の小屋!?もつくる予定。それでは今後ともよろしくお願いしますー。